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【4 Elements】アース|特別編 第一章【支援者先行公開】

  • 3 時間前
  • 読了時間: 11分

小説『アース』

小説『フォーエレメンツ:アース』 特別編 第一章 新しいアシスタント、ピンクに染まる日々


「誠に申し訳ありませんでした。今後、商品の発送が遅れるようなことは二度とございません。今回のミスのお詫びに、次回のご注文時に十パーセントの割引で対応させていただきます。ご理解いただき、誠にありがとうございます」

 ディンは、出荷スケジュールの手違いで商品が予定通り届かなかったと苦情の電話をかけてきた顧客への対応を終え、受話器を置いた。謝罪と問題解決をきちんとこなし、状況はなんとか収まった。一方で、実際にミスをしたローズは、まだ申し訳なさが消えない様子だった。

「ディンお姉さん、ミスしてごめんなさい」

「大丈夫ですよ、ローズちゃん。気にしないで。もう解決しましたから」

「謝らせてください。プロらしい仕事が全然できなくて……何もまともにこなせないアシスタントのせいで、ディンお姉さんは大事なお客様を失うところだったんですよ」

 ローズは自分の不甲斐なさにため息をついた。新しい仕事を学び始め、ディンのアシスタントという役職に就いてからというもの、何もかもが初めてで、業務の仕組みをゼロから覚えなければならなかった。

 最初の頃はミスが絶えず、ディンが毎日のように後始末に追われていた。ディンは一度だって叱ったり責めたりしなかったけれど、ローズは——愛する人の仕事の負担を少しでも減らしたいと思っていたのに、それができない自分が情けなかった。

「大したことじゃないですよ。それに、ローズちゃんが『ごめんなさい』って言うのはもう聞きたくないな」

「わたしがミスを連発して農園が潰れても、ディンお姉さんは甘やかすの?」

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