top of page

ロイヤル・ピン|特別編 第七章 休日 第四話【限定公開】



ロイヤル・ピン特別編

特別編

第七章 休日

第四話 


「今日はお疲れではありませんか、アニン?」休日の一仕事を終えた私たちは、今、寝台に体を横たえながら談笑している。「休日なのに色々とやることばかりだったから」


「どんなに疲れていても、ピンさんほどではありませんよ」ピンさんからの気遣いを嬉しく思い、私は彼女の頬にキスをした。「私を朝から起こさなければいけないわけですし」


「……」


「童話の翻訳もありますし」


「……」


「おチビちゃんの面倒も見ないとですし」


「……」


「もし私たちに本当に子どもができたら、ピンさんはきっと、私よりも苦労すると思うなあ」


「もし私たちに本当に子どもができたら、私はアニンとこんな風にいられなくなります」ピンさんはそう言うと、私の腰を包み込むように手を回した。「そんなことは望んでいません」


 ピンさんが、私の腰に回した腕により強く力を込め始める。


記事の続きは…

thai-gl.com を定期購読してお読みください。

タイGL.comはlily house.のオフィシャル​パートナーです

メルマガ登録

メルマガに登録してタイGL.comの

最新情報を手に入れましょう

ありがとうございます!

ポリシー

© 2023-2024 タイGL.com

bottom of page