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クレイニアム|第三十七章【支援者先行公開】

  • 2月8日
  • 読了時間: 9分

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小説クレイニアム第三十六章

小説『クレイニアム』 第三十七章

 ピンは、自分が首都の経済地区からほど近いコンドミニアムの一室に立っていることを認識した。建物は三十階近い高層で、ここは十七階にあたる。ピンは、静かに視線を巡らせながら室内を観察する。その一方で、部屋の外ではブアが鑑識官二人と向き合い、事件について言葉を交わしていた。警察から専門家として協力を求められており、同時にこの現場で謎の頭蓋骨を発見した人物でもある。彼らは立ったまま、事件に関する情報を淡々と提供しており、その場には言いようのない緊張感が漂っていた。

 幸運だったのは、ウィサルに関する新たな手がかりが見つかったことだった。パヌワットの倉庫から二体目のミイラが発見されたにもかかわらず、パヌワットは何も知らないと言い張っている。それどころか、この異様な事件はますます不可解さを増していた。パヌワットの説明では、誰かが「レプリカだ」と言って遺体を預けていったという。それはつまり、意図的に嘘をついたということ。理由は明白――死体を隠すためだ。ピンはそう考えていた。飛行機事故の悲劇が、今や殺人事件に変わろうとしている。

 二人が立っていたのは寝室の前だった。飛行機事故で発見した、あの匿名の頭蓋骨の持ち主。警察は仲間の証言を追っていくうちに、ここへ辿り着いたのだ。

 さらに警察の調べによれば、その若者――ミイラとして終焉を迎えた男性は、親族も友人も誰一人いなかったらしい。すでに全員亡くなっていると推測される。 だからこそ、彼が姿を消し、事故現場で骨として見つかっても、失踪届けが出ることはなかった。あまりにやりきれない事実だった。

 ブアがピンのもとへ歩み寄る。「何か見つけた?」問いに対する返事は首を振る仕草だけ。二人は改めて部屋の中を見渡した。整然としているが、埃と蜘蛛の巣に覆われている。つまり、住人は長らく帰ってきていない。管理組合によれば、管理費は二年以上滞納しており、三年目に差し掛かろうとしている。オーナーにも関係者にも一切連絡がつかないという。ウィサルはもともと社交的ではなかったが、いさかいを起こすような人物でもなかった。なのに、どうしてこんな結末を迎えたのか。

 ピンは机の前に立った。そこに積まれていたのは、いくつかの書類だけ。青い手袋をはめた手で、一枚をゆっくり取り上げて目を通す。焦る様子はない。一方のブアは、役立つものや証拠になり得るものを探して部屋を見回していた。

「ブア」ピンが呼ぶ。右手には白い封筒から出したばかりの書類。読み終えたばかりだ。呼ばれたブアは近づき、眉を寄せて問いかける。「ウィサルは二年前、南アフリカでの現地調査に応募してたみたい」彼女はそう言いながら、南アフリカでの実習受け入れを承諾する書類を差し出す。「みんな、彼がアフリカにいると思ってたんでしょうね。だから到着していないなんて誰も気づかなかった。現地からの奨学金まで受けてる」「なるほど」ブアは頷いた。「警察に頼んで、向こうにコンタクト取ってもらえないか試してみるわ」彼女はそう言いながら、証拠用のジップロック袋を箱から取り出し、さきほどの承諾書を中に入れる。それから部屋を出ていった。ピンは小さなキッチンを通り抜け、奥のバルコニーへ。そこには黒いゴミ袋にまとめられた数十本の空のペットボトルがあった。処分する暇もなかったのだろう。横には埃をかぶったビール瓶が七、八本並び、その隣には手のひらより少し大きい琥珀色のガラス瓶が置かれていた。

 ピンは一度ブアの方へ目をやり、もう一つの部屋へ進もうとした。だが足を止める。気になるものがあった。 ピンは振り返り、ふと目を引いたねじ蓋付きの琥珀色のガラス瓶へと歩み寄った。手に取って、黒い油性ペンで殴り書きされたような文字が重ねられた側面のラベルを読み取ろうとする。だが、インクはすっかり薄れてしまい、もはや判別することはできなかった。

 ピンは眉をひそめながら、それを注意深く見つめていた。瓶の底には、まだわずかに透明な液体が残っているのが見える。しかしその一部はすでに乾き始め、瓶の側面にこびりついていた。

「何かあった? ピン」ブアが声をかける。

「琥珀色の瓶。中に何か入ってる」

「証拠として預けて検査してもらえば? 何か分かるかも」

「……私たちで少し調べてみない?」ピンは声を落として囁く。「思った通りか、確かめたい」

「いいじゃない! ファーンに任せよう。新しく分析機買ったばかりだし」ブアは即答する。「ねえ、何を考えてるの?」好奇心に満ちた目で問い詰める。

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